第三回真皇杯北陸予選準優勝構築
はじめまして、TK(タカ)と申します。
今回は真皇杯北陸予選で準優勝した記念に構築記事を書こうと思います。
まずパーティのメンツはこちら
・構築概要
今回構築を組むうえで意識したのが、使用率の高いポケモン(ミミッキュ、コケコ、テテフ等)にどうやって仕事をさせずに処理し、こちらの勝ち筋を通すかということ
そこで(北陸予選時点では)技範囲が環境に刺さっていると感じたマンムーと、ミミッキュ、コケコに強く出られる鬼羽リザードン、テテフ受けとなんやかんや器用なテッカグヤを軸として組み始めました
・個体紹介
性格:ようき
特性:もうか
実数値(努力値)185(252)-155(36)-135(28)-x-106(4)-158(188)メガ後
技構成:フレドラ、地震、鬼火、羽休め
今回の構築の軸にしてMVP
全試合初手で投げて役割通りミミッキュやランド等の物理アタッカーを機能停止にしてくれた
対戦した方はみんなYに見えたと言っていたので、鬼羽Xが刺さったのかもしれない
配分はORASの時のものをそのまま使っているが特に不便はなかった
技構成はY読みドランバックに刺さる地震、カグヤに打てて高い打点の出せるフレドラ、コンセプトの鬼羽
二トチャが欲しい場面もあったが、ポリ2を無理やり削ることもあったので火力の出るフレドラでよかったと思う
選出率10/10
性格:ずぶとい
特性:しんりょく
実数値(努力値)187(252)-x-171(100)-150(64)-151(84)-101(8)メガ後王冠未使用
技構成:ヘド爆、めざパ(炎)、やどりぎ、光合成
コケコを抑制する枠①
後述するカグヤ、レヒレとともに選出しリザが相手しにくい耐久型ポケモンの相手をする
北陸予選では選出機会がなかったがリザと並べることでリザYを意識させることができ、相手のパーティでバナに勝てるポケモンの選出を強制できるため選出読みがしやすく、出さなくても仕事はしてくれたと思っている
技構成はフェアリーに通るヘド爆、ナットハッサムを焼却するめざ炎、HP管理のためのやどりぎ光合成
選出率0/10
霊獣ボルトロス@でんきZ
性格:ひかえめ
特性:ちくでん
実数値(努力値)175(164)-x-92(12)-216(252)-113(104)-128(52)
技構成:10万、めざパ(氷)、ヘドウェ、高速移動
コケコを抑制する枠②
テンプレの高速移動ボルト
こいつがコケコを抑制できたかは微妙なところだがそういうことにしておいてほしい
リザで鬼火を入れて起点を作る動きをとるが、積んだあとの制圧力はすさまじい
カバが多かったので選出は少ないが、カバが選出されることがなかったのでもっと出せばよかったと思う
ポリ2がきついので格闘Zでもよかったかもしてない
選出率1/10
マンムー@スカーフ
性格:ようき
特性:あついしぼう
実数値(努力値)185-182(252)-101(4)-x-80-145(252)
コケコを抑制する枠③
この構築のエース
地面枠にランド、グライが多いことや、コケコのサブウエポンにめざ氷が多くなったにとによって動きやすいと感じたポケモン
周りがじりじり削ってマンムーの一貫を作る動きが多い
メガゲンガー、コケコ等の上を取りたいので最速スカーフとし、火力が足りないのでAはぶっぱ
岩雪崩はリザへの打点と最悪ひるみワンチャンで入れたが打つことがないので地割れワンチャンのが良い気がした
つららはあんまり当ててくれなかったので対戦中「もうちょい頑張れよ」と言ってしまうこともしばしば
しかし決勝トーナメントでメタモンとのラス1対面同速勝ちしてくれたので自覚はあったと思いたい
選出率8/10
テッカグヤ@フィラのみ
性格:しんちょう
特性:ビーストブースト
実数値(努力値)204(252)-122(4)-140(132)-114-145(84)-86(36)
技構成:ヘビボン、かえんほうしゃ、やどりぎ、まもる
この構築の中核
主にリザが初手テテフと対面したり、ミミッキュに鬼火を入れた後の引き先
バナと出してやどりぎ守るで受けまわしもでき、どんな選出にも組み込みやすい上、コケコ抑制組のおかげで動かしやすい
技構成は役割対象に打つヘビボン、マンムーのつららの通りをよくするための放射、受けまわしのやどりぎ守る
初めてテッカグヤを使ったが強すぎて対戦中ドン引きしていた
選出率8/10
カプ・レヒレ@たべのこし
性格:図太い
特性:ミストメイカー
実数値(努力値)177(252)-x-154(36)-136(164)-155(36)-108(20)
技構成:波乗り、ムンフォ、瞑想、ちょうはつ
補完枠
きついカバルドン展開や、炎アタッカー、耐久型の相手をする
マンムーの圏内に入れるという勝ち筋を追うため命中安定の2ウエポンに、ギミックに強く出れるちょうはつ、ポリ2等と殴り合うための瞑想
選出しなくてもカバの抑制ができ、バナ同様選出読みがしやすい
やどりぎ等と合わせてHP管理をしつつ削っていく
ミストフィールドと鬼火は相性悪く思われるかもだが、実際困ったことは一度もない
選出率3/10
・選出
リザ+カグヤ+レヒレorマンムー
一番多いパターン
予選はこれだけで抜けた
バナ+カグヤ+レヒレ
受けまわし系の構築の相手をする
最終的バナorカグヤを突破できない状況を作るのが理想
リザ+レボルト+1
レボルトで抜くな
・構築総括(北陸予選)
個人的には完成度の高いパーティを組めたと思う
最初に挙げた使用率の高いポケモンに仕事をさせないという点では文句はなかった
そしてでかかったのがリザがYに見えていたということ
おかげで序盤のアドが取りやすくなっていた
しかし、レヒレがカバを抑制しているにもかかわらずボルトを出せないなど、消極的な選出が目立った
負けた試合は全てプレイヤーのせいなので精進しなくてはいけない
・北陸予選後
このパーティ解散の理由として、鬼羽リザXの刺さりが悪くなったこと、新規メガ進化ポケモン(特にメガラグ、メガバシャ、メガバンギ)が重いことが挙げられる。
そして構築段階で竜舞アタッカーに対するストッパー不在、ドヒドイデが絡む受け回しが崩せないなどの問題点が前に比べて目立つようになったため解散としました。
・最後に
北陸予選から時間も経ち、環境が変わっているにも関わらずこの記事を読んでいただきありがとうございました。
本戦も頑張ります。